問題
建物の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 鉄骨構造は、自重が大きく、耐火被覆をしなくても耐火構造とすることができる。
- 鉄筋コンクリート構造は、耐火性、耐久性が大きく、骨組形態を自由にできる。
- 鉄骨鉄筋コンクリート構造は、鉄筋コンクリート構造よりさらに優れた強度、じん性があり、高層建築物に用いられる。
- 集成木材構造は、集成木材で骨組を構成した構造で、体育館等に用いられる。
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正解は1番
肢ごとの解説
×肢1
最も不適当。鉄骨構造は、鉄筋コンクリート構造などに比べて自重が「軽く」、大スパンの構造や高層建築に適している。また、鋼材は不燃材料であるが、火熱を受けると強度が著しく低下するため、そのままでは耐火構造とはならず、吹付けロックウールなどの耐火材料で被覆する必要がある。したがって、「自重が大きく、耐火被覆をしなくても耐火構造とすることができる」とする本肢は、自重の点でも耐火の点でも誤っており、最も不適当であって、本問の正解である。
根拠:
◯肢2
適当。鉄筋コンクリート構造は、コンクリートが圧縮力を、鉄筋が引張力を分担することにより、耐火性・耐久性に優れ、また現場で自由に成形できるため骨組形態を比較的自由にできる。適当な記述である。
根拠:
◯肢3
適当。鉄骨鉄筋コンクリート構造は、鉄骨の周囲に鉄筋を配置しコンクリートで包んだ構造で、鉄筋コンクリート構造よりもさらに優れた強度と粘り強さ(じん性)を有するため、高層建築物などに用いられる。適当な記述である。
根拠:
◯肢4
適当。集成木材構造は、ひき板や小角材を接着剤で積層接着した集成材で骨組を構成した構造で、大きな断面や湾曲した部材をつくることができるため、体育館やドームなど大空間の建築物に用いられる。適当な記述である。
根拠:
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※解説は学習用です。法令・判例は改正等により変わることがあります。受験にあたっては最新の法令・公式情報をご確認ください。