問題
宅建業者が、宅建業法第35条に規定する重要事項の説明を行う場合における次の記述のうち、宅建業法の規定に違反するものはいくつあるか。
- 一つ
- 二つ
- 三つ
- なし
正解と解説を見る
正解は2番(二つ)
記述ごとの解説
×ア
違反する。宅地の貸借の媒介では、建築基準法に基づく建築制限(道路斜線制限等)は重要事項の説明事項に含まれる。宅地を借りて建物を建てる者にとって斜線制限は重要であるから、説明しなかったことは違反である。
根拠:宅建業法35条1項2号・施行令3条
×イ
違反する。新住宅市街地開発法32条1項に基づく、建物の使用収益を目的とする権利の設定・移転についての都道府県知事の承認を要する旨の制限は、建物の貸借の場合であっても説明すべき事項とされている(施行令3条)。説明しなかったことは違反である。
根拠:宅建業法35条1項2号・施行令3条
◯ウ
違反しない。建築基準法62条1項(準防火地域内の建築物の構造に関する制限)などの集団規定は、既存の建物を借りるだけの「建物の貸借」の場合には重要事項の説明事項から除外されている(施行令3条2項)。借主は建物を建てるわけではないため説明を要せず、説明しなくても違反しない。
根拠:宅建業法35条1項2号・施行令3条2項
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※解説は学習用です。法令・判例は改正等により変わることがあります。受験にあたっては最新の法令・公式情報をご確認ください。