宅地造成及び特定盛土等規制法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、この問において「都道府県知事」とは、地方自治法に基づく指定都市、中核市及び施行時特例市にあってはその長をいうものとする。
- 宅地造成等工事規制区域外に盛土によって造成された一団の造成宅地の区域において、造成された盛土の高さが5m未満の場合は、都道府県知事は、当該区域を造成宅地防災区域として指定することができない。
- 宅地造成等工事規制区域内において、切土又は盛土をする土地の面積が600㎡である場合、その土地における排水施設は、政令で定める資格を有する者によって設計される必要はない。
- 宅地造成等工事規制区域内の土地において、高さが2mを超える擁壁を除却する工事を行おうとする者は、一定の場合を除き、その工事に着手する日の14日前までにその旨を都道府県知事に届け出なければならない。
- 宅地造成等工事規制区域内において、公共施設用地を宅地又は農地等に転用した者は、一定の場合を除き、その転用した日から14日以内にその旨を都道府県知事に届け出なければならない。
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誤り。造成宅地防災区域として指定できる基準は複数あり、「盛土をした土地の面積が3,000㎡以上であり、かつ、盛土をしたことにより、当該盛土をした土地の地下水位が盛土をする前の地盤面の高さを超え、盛土の内部に浸入しているもの」も含まれる(盛土規制法45条1項、施行令35条1項)。盛土の高さが5m以上であることは基準の一つにすぎないから、5m未満であっても他の基準に該当すれば指定することができる。
正しい。排水施設等について政令で定める資格を有する者の設計によらなければならないのは、盛土又は切土をする土地の面積が「1,500㎡を超える」土地における一定の施設に関する工事である(盛土規制法13条2項、施行令21条)。600㎡であれば有資格者による設計は不要である。
正しい。宅地造成等工事規制区域内の土地において、高さが2mを超える擁壁、崖面崩壊防止施設、地表水等を排除するための排水施設又は地滑り抑止ぐい等で政令で定めるものの全部又は一部の除却の工事を行おうとする者は、一定の場合を除き、その工事に着手する日の14日前までに都道府県知事に届け出なければならない(盛土規制法21条3項、施行令26条)。
正しい。宅地造成等工事規制区域内において、公共施設用地を宅地又は農地等に転用した者は、一定の場合を除き、その転用した日から14日以内に、その旨を都道府県知事に届け出なければならない(盛土規制法21条4項)。届出であって許可ではない点に注意。
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